元ニューヨークヤンキースの松井秀喜選手は、
常にワールドシリーズの第7戦(最終戦)を戦っているつもりで
シーズン中の普通の試合をしていたと言います。
結果、6試合でホームラン3本、打率6割強、8打点で見事MVPを取得しました。
とある番組で松井秀喜選手は「反省と準備の繰り返しです」と語っていましたが、過去を振り返りながらも常に未来に目を向けていたのです。
成功している人たちは、この未来基準のパターンが多いと言えます。
潜在意識(脳)は、実体験と仮想体験が区別できないと言われていますが、脳科学では、実体験(実際のトレーニング)よりも仮想体験(イメージトレーニング)のほうが結果が出やすいという研究結果もあるくらいです。
例えば、大きな梅干しを口に入れる
ところを想像してみてください。
唾液があふれ、ほっぺたが
くすぐったい感覚になりますよね。
これはまさに、脳が現実体験と
仮想体験を区別できないことの証明なのです。
体操の内村航平選手は、14歳の時にイメージトレーニングだけで、
難易度の高いコバチという技を成功したことで有名です。
私たちの脳は、経験したことがないことを
達成しようとするとストレスがかかります。
しかし、イメージをすることで経験済みとして
脳をだますことができるのです。
私はよく、経営者に成功する
イメージはできますか?と尋ねます。
成功するイメージができなければ
成功することは難しいのです。
また、映像をイメージするだけでなく、
成功した時にどんなセルフイメージや態度、
そして価値観や心構えでいたのかを
表現してもらいます。
これらを私は、「勝者のふるまい」
と呼んでいます。
未来の成功イメージを
意識の5段階レベルで確認する
松井秀喜さんのように「勝者のふるまい」を
事前に行っていくことこそが、
成功への近道なのです。
コーチングセッションでは、潜在意識に
この勝者のふるまいを
プログラミングしていきます。